――リビング――
リン:「わぁ。これ、上に着てるのってユニホームみたいな感じ?」
ソラ:「モッチャンが絵ぇ描くって珍しいよな」
栗餅:「いや、ガッコウの机にはいっつも落書きしてるよ」
ウタ:「栗餅さん、自分を美化しちゃダメ」
栗餅:「だって美化しないと表に出せないような顔なんだもんっ(涙)」
レン:「栗餅さん、俺と何ヶ月一緒に仕事してきたんですか。俺こんなにぼんやりした顔じゃないですよ」
栗餅:「すいませーんorz」
リン:「あれ? この絵、ソーランいないね」
ソラ:「何言ってんだよ、これだろ?」
レン:「栗餅さん、この純朴そうなやつをスタジオに入れてくださいよ。ソーラン節じゃなくて」
ウタ:「そうね。きっと透き通った綺麗な声をしてる」
栗餅:「うむ、考えておこう」
ソラ:「あの、モッチャンだけは俺を守ってくれない?」
レン:「でもこの画力で漫画描きたいって……栗餅さん、神経馬鹿なんですか?」
栗餅:「そうだよな、漫画描けないよな……でも、『もるくり。』のメンツの顔だけはしっかり描けるようにはしたい」
忘れないで……。
リン:「?」
ウタ:「栗餅さん、何か聞こえた……」
栗餅:「気のせいやって」
私のこと、忘れないで……。
ソラ:「……いや聞こえるって」
レン:「そういえば前に手違いで早い目に派遣されたユーレイはどうしたんですか?」
栗餅:「え。知らん」
……忘れないでよッ!
リン:「!?」
ソラ:「リン、どうしたんだ?」
栗餅:「ん?」
レン:「一体何が……ウタさん!?」
ウタ:「栗餅さんのっ、いじわる!(涙)」
栗餅:「……(顔面蒼白)」
レン:「ウタさん!」
リン:「ユーレイさん憑依しちゃったみたいだね……」
ウタ:「栗餅さんっ、私と出会って1年なんだよ!? 何で何も祝ってくれないの!?」
栗餅:「……えっと、ブンカサイの準備があるから、私現実にかえr」
リン:「逃げるな」
