栗餅家、ちょっと騒がしくなっております。
ウタ:「……(寝)」
――ウタの夢の中にて――
栗餅:「ウタちゃーん、晩御飯だぜ」
ウタ:「うん……って、これ……」
栗餅:「カリーライス」
ウタ:「四日連続は無理。寝る」
――(夢終了)――
ウタ:「ん……いいにほい……でもない!」
リン:「ウタあぁぁぁぁー!(号泣)」
ウタ:「ど、どうしたの? というか、このにほいは何……?」
リン:「目が! 目があぁぁぁぁぁー!」
レン:「待てこら! そこ女子部屋だから入ったらウタさんに怒られるというか俺が許さないというか何というか」
――扉、開いた先には――
リン:「やだあぁぁぁぁぁー!」
ウタ:「カリー、臭い……ゴホッゴホッ」
??:「うひゃー、ここの女どもは色気がないね……と、あんた、唄音か。潔癖症がこんなところで暮らしているとは」
ウタ:「え……」
――??の顔を見てみる――
ウタ:「……?」
??:「え、ちょ、ちょま! やめて、その私何も知りません的な目はやめて!」
ウタ:「あ、君……」
リン:「轢くぞロードローラーで!」
??:「え、ちょまま待てぇ! 俺の、俺の、俺の話を聞けぇ~!」
レン:「リン行っけえぇぇぇぇー!」
リン:「うぃー!」
??:「ぎゃー!」
――??、うぃー♪される――
栗餅:「おろろ? Heワ何処デスカ?」
リン:「マッサンー!(涙)←抱きつき」
栗餅:「やめろ飛び込むな暑苦しいこんにゃろ。何の騒ぎでしょーか?」
レン:「不審者が来たから捕まえたよ」
栗餅:「なぬ。それ、髪茶色でカリー臭くなかったか? ちょっとアホの子入ってなかったか?」
ウタ:「栗餅さん、まさか(睨)」
栗餅:「……! ノー! しっかりしろー! 紙になっとるー!」
ウタ:「……(溜息)」
――数分後――
栗餅:「えっと、前もって言ってなくてすまなかった。この子は穂歌ソラくんです。新入りです」
リン:「えー!」
レン:「……(警戒中)」
ソラ:「モッチャンありえねーよこいつら。カリーの良さ全然分かってねぇ!」
栗餅:「とにかく自己紹介せんか(ぱこんっ)」
ソラ:「痛ー! はいはい、分かった分かった。穂歌ソラですよろしくお願いします」
栗餅:「ふでぶてしいわ!(ぱこんっ)」
ウタ:「それより」
――沈黙――
ウタ:「何でこいつが家に?」
栗餅:「数行前の話聞いてください。新入りだからです」
ソラ:「おい、モッチャン。俺全然歓迎されてないじゃんか」
栗餅:「いやぁ……その……はい」
ソラ:「何が!?」
レン:「歌えんの?」
ソラ:「えっ?」
レン:「低いパート」
ソラ:「? おう」
レン:「これからよろしくお願いします(例の曲を押し付ける気だ)」
リン:「受け入れ態勢整えた!? まあ、私もどっちでもいいんだけどね。よろしく」
ウタ:「なっ……!」
栗餅:「多数決にて決定~。よろしくねソラくん」
ソラ:「そんなに嫌わなくてもいーじゃんかー、唄音」
ウタ:「(溜息)。分かった。分かったから唄音って呼ばないで」
ソラ:「じゃあ何て呼べばいいのさ?(にやにや)」
ウタ:「う……ウタ、とか?」
ソラ:「はいはい、分かったよ、ウタ。その代わりお前もカリーアホって呼ぶなよ!?」
ウタ:「う、うん……」
ソラ:「言ってみな? ソラって」
ウタ:「……」
レン:「(イライラ)」
リン:「?」
栗餅:「(にっこり)」
――沈黙――
ウタ:「……そ、……そそそ……そ、そ……ソーラン節(赤面)」
ソラ:「……(汗)」
レン:「よろしくな、ソーラン節」
リン:「そーらんそーらん♪」
栗餅:「ソーラン節、とりあえず今後カレー持ち込むな。バナナとミカンとキャノンと磯自慢に比べると荷が重すぎる」
ソラ:「結局誰も歓迎してねぇー!(絶叫)」
